海外のお客様とも直接折衝するための英語力や法律の知識習得を目指す。

K.S.さん 2018年新卒入社

所属部署:事業推進本部 業務推進室 業務管理Gr

大学での専攻:法学部 政治学科

INTERVIEWインタビュー

※ページ記載の情報は取材当時のものです。

EPISODE 01大学での専攻内容、志望理由、現在の仕事内容

社員の方々の、気さくで優しい部分に惹かれました。

大学での専攻内容は?

社会を良くする仕組みや考え方を学びたいと考え、法学部 政治学科 公共政策コースを専攻しました。そこでは各法を実例と結び付けながら研究し、論理的な思考法や問題解決力も養いました。

当社への志望理由は?

大学で学んだ社会のインフラという観点で考えたときに、日常生活のなかで必ず見かける自動車に興味をもちました。

また、高校まで理系だったことと、自分が携わった製品が自動車の一部に組み込まれて街中を走っている姿を想像するとやりがいがあると考え、自動車業界で営業ができる会社を中心に就活をしていました。

合同企業説明会でAKIのブースに寄り、そこで初めてトランスミッションのギヤの実物を触った時に、製品の魅力を感じて応募。選考が進むにつれて、出会った社員の方々の気さくで優しい部分に惹かれて一緒に働きたいと思い、内定が出たら即受諾しました。寮の立地が街と自然の両方に近く、住みやすい土地だと思ったこともそれを後押ししてくれました。

現在の仕事内容は?

技術営業として、国内や海外で販売される予定の新型車に搭載される新規部品の原価試算や、お客様との販価合意の折衝が中心です。また、客先と社内各部署との情報受け渡しや海外子会社との単発発注(輸入)/受注(輸出)の舵取りも行っています。

2022年からは社内の原価低減プロジェクトチームにも参画し、他部署の方々と協力しながら課題発見・解決に向けた活動も行っています。

現在の仕事以外にAKIで経験した仕事は?

新入社員研修(3カ月間)においては、工場の工務課で量産部品の受発注業務や、仕入先からの部品納入対応を行いました。全国から部品がどのように工場に集まり、どのように社内で製造され、どのようにお客様へ出荷されるのか、仕入から販売までの大きな流れを学べました。

EPISODE 02仕事で直面した課題や困難の解決方法、やりがいを感じるとき

ベストを尽くしてお客様から感謝の言葉を頂ける時が、最もやりがいを感じる瞬間。

仕事で直面した課題や困難だったことは?どうやって乗り越えましたか?

最初に直面した課題は、お客様への回答のために社内の他部署へ実務や情報の依頼をする時に、なかなか希望通りの回答を得られずお客様を困らせてしまった事でした。何度か社内の他部署とやり取りを繰り返す中で、こちらの依頼内容やお客様の緊急感が正確に伝わらなかったり、依頼のやり方が適切でなかったりと様々な課題が見つかりました。

それらに気づいてからは、できるだけ対面や電話での会話も増やし、協力し合える人間関係づくりを意識するようにしました。その結果、人間関係をスムーズに進められてできる仕事やこなせる仕事も増え、自分の成長を感じています。

仕事のやりがいを感じるときは?

海外のお客様から、納期が短く内容も複雑な部品の発注依頼を受け、希望納期での対応は無理だと思った時がありました。

しかし、現地ローカルスタッフへ電話と簡易資料で説明し、スムーズに情報の受け渡しができたので、結果として依頼通りに納入する事ができました。

ベストを尽くしてお客様から感謝の言葉を頂ける時が、最もやりがいを感じます。勿論、その感謝の言葉は、協力をしてくれた社内の仲間に伝えていて、喜びを共有しています。

また、自動車部品は一機種の受注規模が大きく、取引も一度決まれば数年単位で続きます。そのため、売値が数円の差でも通期で考えたときは桁違いの差になることもあるので、会社の利益に貢献できるようお客様との折衝がうまくできたときもやりがいを感じる瞬間の一つだと思います。

EPISODE 03あなたが感じるAKIらしさ

積極的な人には活躍できるチャンスが沢山ある。

職場の雰囲気は?

役職関係なく気軽に話せる人が多く、報告や情報交換がしやすいです。仕事以外の話でも盛り上がる事が多く、和気あいあいとしている職場です。

先輩からの指導方法は?

マンツーマンで実務を進めながらやり方や考え方を確認しています。仕事では機械図面を読むことがありますが、新入社員研修だけではわからなかったことも、先輩が教えてくれて理解することもできました。

仕事の任され方は?

従来のやり方が正しいと考えていない方が多いので、若手の発想を重視してくれる方がたくさんいます。そのため、目標や納期を決めたら、それに向けての進め方を一から任せてくれます。

ただ、配属したばかりだとわからないことが多いので、質問したら教えてくれますし、間違っていたりより良い方法がある時はアドバイスが貰えます。

入社して良かったと思うことは?

話しやすい人間関係と尊敬できる人がたくさんいることや、食堂で毎日安く健康的なご飯が食べられること。また会社近くは田んぼが多く、通勤の景色が綺麗です。男性でも育休制度を使っている人がいますので働き方も柔軟です。

AKIらしさ、AKIの魅力は?

優しい人が多いことです。また、若手の仕事はここまでと線引きされることがないので、仕事に対して前向きで積極的な人には活躍できるチャンスをたくさん与えてくれます。

EPISODE 04今後の目標

10年後には事業推進本部で中心的な役割として事業の付加価値向上に貢献。

目指すキャリア/人物像は?

今の仕事では様々な他部署の人たちと関わる機会が多く、まだまだ新しく学ばないといけない事が多くあります。そのなかで、新しい壁にあたる度に新しい知識を一つ吸収できることが楽しみで、学んだ知識をつなげていくことでより全体を俯瞰して物事を考えていけるようになれることを心がけています。

将来的には複数部門にまたがる仕事をスルーで理解し、自部署の立場を強調するだけでなく、他部署の立場や考え方を踏まえながら、より全社最適で連携を取れるような人材になりたいと考えています。

実現していきたい仕事内容は?

海外のお客様とより直接折衝できるよう語学力の向上に取り組み、国内外で活躍できるような人材になりたいです。その上で、10年後には事業推進本部で中心的な役割として、事業の付加価値向上に貢献したいと思います。

SCHEDULE1日の仕事の流れ

8:00~9:00業務進捗確認、メールチェック
9:00~10:00報告資料準備、電話対応
10:00~11:00社内打合せ
11:00~12:15見積り作成・送付、依頼済み業務のフォロー
12:15~13:00休憩
13:00~14:30お客様と打合せ
14:30~15:30他部署への依頼・相談等
15:30~17:00見積り資料準備

MESSAGE後輩・就活生へのメッセージ

この仕事に向いていると思う性格

まず、知的好奇心がある人です。自動車部品の形状はそうなっている理由が必ずあり、「なぜだろう」と疑問に思うことでどんどん知識を増やすことができます。

また、営業としてお客様と折衝するには、例えば、製品の原価にはどのようなものがあり、どれくらいかかるから売値がこうなると論理的に説明をしないと納得してくれません。

そのため、勢いや自分の感覚だけに頼る方は難しく、ロジックを固めて説明できる人が向いていると思います。

後輩に期待していること

仕事の進め方でこれが正解というものはありません。時代や人により考え方は変わっていくものなので、自分が現地現物で見たことに対し、これが会社のためになるんだと信じることは、どんどん自分の意見を言ってもらえることを期待してます。何事も前向きに頑張ってください!