皆さまに支えられ
明石機械工業は創立75周年を迎えました
自動車業界の取り巻く環境が大きく変化していく中、2021年11月25日に創立75周年を迎えることができました。
明石機械工業は、昭和21年11月に明石市西王子町で大型四輪車等の部品製造や修理をしていた明石自動車工業(株)の機械部門が分離独立し、創立されました。
当時は従業員16名という少人数で始まりましたが、現在は国内6拠点・海外2拠点、従業員約2400人の規模にまで成長しました。
75年の歴史は決して平たんな道のりではなく、オイルショックやリーマンショック等の経済不況や阪神淡路大震災など様々な厳しい情勢の乗り越え、今日を迎えることができました。
「感謝」と「誇り」を胸に、従業員一人一人が更に成長し、次の100周年を迎えられるよう尽力してまいります。
創立75周年を迎えて…
Celebrating the 75th anniversary of our founding …
コロナ禍により創立記念の大々的なイベント開催は出来ませんでしたが、次の100周年に向けて従業員一致団結すべく記念植樹や記念ポスターの作成などを行いました。
75年間の歴史を伝えるポスター
ポスターを通して75年間の歴史を感じてもらえるように、従業員同士の思い出話や先輩後輩の交流のきっかけになるように、そしてこの先も続く未来に向けて従業員全員が同じ目標に向けるようにと想いを込めました。
スローガンには、明石機械工業を支えてくれた全ての方々への感謝の気持ちとこれから100周年に向けてさらに一層飛躍していけるように願いを込めました。また、副題として「部品の数だけ想いがある」を掲げ、生産部品の一つ一つに従業員一人一人が想いを込め、最終の完成品としてお客様へ届けていることを表しています。
セピアテイストのポスターですが、実は昔の写真だけでなく現在の写真も使用しており、各拠点の過去と現在を見ることが出来ます。
記念植樹
本社工場土山地区・明石地区、滋賀工場、九州工場の国内4拠点で植樹を行いました。
スローガンを記載したのぼりを設置
各拠点にスローガンを記載したのぼりを設置しました。社内だけでなく、地域の方々にも見ていただけるように各拠点の周辺にも設置しました。
年輪のごとく歴史を重ねる記念菓子配布
バームクーヘンの模様が木の年輪に似ていることから、明石機械工業も年輪のように歴史を重ねていくことを願い、従業員や関係者の方々へ記念菓子を配布しました。
75年の歩み
75 years of history
部品の形をした池
本社工場明石地区(旧本社工場)の中庭に、ボールスタッドという部品の形状をした池があり、「ボールスタッド池」と呼ばれています。
ボールスタッドとは、ボールジョイントに組み込まれている関節のような部品です。このボールスタッドの生産開始時は非常に苦労しました。
意外に感じる製品の生産
現在は自動車・油圧部品を主力製品としていますが、技術力を活かして今では意外に感じるような様々な製品を生産していました。当時の会社パンフレットにはゴルフ用電気自動車が掲載されています。
- 単車のチェンジドラム・出力軸
- 自転車のペダル
- ゴルフ用電気自動車
ロゴマークに込められた想い
創立40周年を迎えるにあたり、親しみやすい会社ロゴマークにするため、社員から公募しました。
社名「明石機械」から「明」「ア」「A」をシンプルにデザイン化し、丸は世界を表現しています。明石機械工業の限りない発展を期すとともに、世界に羽ばたこうという想いが込められています。
写真は当時のパンフレットです。
明石機械「50年の軌跡」
創立50周年を記念し、社史として明石機械「50年の軌跡」を発行しました。設立された経緯、それにまつわる様々なエピソード、明石機械工業の発展について記述されています。
戦後の昭和を振り返るとともに、さらなる未来を目指す糧として制作されました。
現在「100年の軌跡」を発行するため、OBの方々にお話を聞き情報を集めています。