生産技術（R.S.）

目指しているのは、自分の想いが詰まった生産ラインをつくること

R.S.さん　2018年新卒入社

所属部署：技術統括本部ユニット戦略室基盤強化Gr

大学での専攻：機械系

INTERVIEWインタビュー

※ページ記載の情報は取材当時のものです。

EPISODE 01大学での専攻内容、志望理由、現在の仕事内容

多くの部署と協力して工場全体で生産準備を行っています

大学での専攻内容は？

大学では機械工学を専攻しており、機械力学・材料力学・流体力学・熱力学を中心に学びました。
4年次では材料系の研究室に所属して「高強度鋼の疲労変形及び破壊」について研究を行いました。

当社への志望理由は？

小さいころから複雑な構造のものに興味があり、その中でも特に車に興味があり車関係の仕事に就きたいと考えていました。

明石機械工業は大学内で行われた企業説明会内で存在を知り、
部品の設計から生産準備、実験評価まで行っていると聞き魅力を感じ入社しました。

現在の仕事内容は？

様々な形に加工された部品を組付けする為の「組付けラインの生産準備」を行っています。

生産技術は効率の良い設備のレイアウトや生産工程を考える部署で、多くの部署と協力して工場全体で生産準備を行っていきます。

今は次世代の車両に組付けられる減速機の生産準備を行っており、年末の量産に向けて日々奮闘しています。

現在の仕事以外にAKIで経験した仕事は？

生産技術への配属前は、工場で2ヵ月半研修を受けていました。私は保全という工作機械のメンテナンスを行う部署と、切削工具の再研磨を行う部署で研修を受けていました。

工作機械で加工に用いる刃具に実際に触れ学ぶことができ、生産技術での業務に非常に役立っております。また、入社当初は設計開発に関わってみたいと考えていましたが、実際にモノづくりの現場に関わってみると、生産技術のほうが面白いと感じた時でもありました。

EPISODE 02仕事で直面した課題や困難の解決方法、やりがいを感じるとき

仮設を立てて一つずつ検証をしていくことが問題解決につながる

仕事のやりがいを感じるときは？

量産開始前のトランスミッションの圧入部品で圧入高さが安定しない問題が発生し、改善を行いました。
似た工程では安定している為何が原因か分かりませんでしたが、上司や先輩に相談していきました。

その中で1つ1つ原因と思われる設備内の特定の場所を測定していき、圧入しているときに製品形状によっては圧入の力を受けている場所が動いていることが分かり対策することが出来ました。
生産準備では日々こういった問題に直面しており、問題を自分で立てた仮説で解決していくことにやりがいを感じています。

また問題を解決する主体性も大事ですが、1人で抱え込んでもいけません。上司先輩はもちろん、会社には様々な知見・経験を持った人がいますので、意見を聞く等周りの人を巻き込んで協力を得ることを、仕事を進める上で大事にしています。

EPISODE 03あなたが感じるAKIらしさ

すぐに意見を交わすことができコミュニケーションがとりやすい職場。

職場の雰囲気は？

技術部門では大部屋でひとまとまりとなっているので、すぐに意見を交わすことができコミュニケーションがとりやすいです。
他部署との壁がない職場と感じております。

先輩からの指導方法は？

初めてすることは、まず上司・先輩が見本を見せてくれます。その後実際にやってみるという形ですが、いきなり1人でやる訳ではなく、
上司・先輩がそばにいてくれ随時アドバイスをもらうことが出来ます。

仕事の任され方は？

いきなり「～をして」と言われるのではなく、チーム内でやるべきことや問題点を常に共有し業務を分担します。
行き違いが起こらないようコミュニケーションを密に取ることを心がけています。

入社して良かったと思うことは？

生産準備は多くの問題点を潰し込みながら仕事を進めて
いく為、問題解決手法を身に着けることができました。

また、QC（品質管理）を含め、そのために必要な問題解決手法を身につけられたと思います。

AKIらしさ、AKIの魅力は？

本社と工場は同じ敷地にあるので、分からないことがあればすぐ現場に行き現地現物で確認することができます。また、工場側の意見をすぐに聞くことができるので、コミュニケーションの取りやすさが魅力と感じています。

EPISODE 04今後の目標

新しい仕組みをどんどん取り入れて生産性・品質の高いラインを構築し会社へ貢献。

目指すキャリア/人物像は？

1つ目は、現地現物で物事の現象を確認・把握し、早期問題解決できる人材です。
生産準備の業務は奥が深く、問題解決を行うだけでも広い分野の知識が必要です。
その為には原因が1つ1つを追及していき分からない分野では上司や相談に相談し、方向性を検討し、トライ&エラーを繰り返しながら
仕事を進める必要があります。
まだ問題点を抽出する為の着眼点が甘く、計画までに問題点を解決できないことが多々ある為、精進したいと考えています。

2つ目は、適正な生産準備の日程計画を立てれる人材です。
生産準備を行う為には他部署の協力が必要で、その為には日程間や納期の共有が必要になってきます。
コミュケーションを密に取り、他部署の意見も組んだ上で日程計画を立てる必要がありますが、密に連絡が取れておらず勝手な都合を押し付けてしまい負担をかけている部分がある為、改善し他部署含め負荷の少ない計画を立てれるようにしていきます。

実現していきたい仕事内容は？

明石機械は、現在IoTやAIを取り入れて生産ラインを改善している最中です。今後、新しい仕組みをどんどん取り入れて生産性・品質の高いラインを構築して、会社へ貢献できるようにしたいと思います。

また、他にもカーボンニュートラルの取り組みも始まっていくため、地球環境にも優しい生産ラインをつくれるよう広い視野を持ち、常に新しい知識をインプットするよう心がけます。

SCHEDULE1日の仕事の流れ

8:00～9:00	発生した問題対策の計画や内容検討
9:00～10:00	必要な部品の手配や検査等の段取り
10:00～12:15	会議で挙がった点を現場に行き確認・議事録作成
12:15～13:00	休憩
13:00～13:15	昼礼（グループ内情報共有）
13:15～16:45	帳票類やトライ計画書の作成