ただ製品を購入するだけでなく、取引先様の困りごとの解決に貢献できるバイヤーに。

S.S.さん 2020年新卒入社

所属部署:事業推進本部 業務推進室 調達Gr

大学での専攻:産業社会学部 現代社会学科

INTERVIEWインタビュー

※ページ記載の情報は取材当時のものです。

EPISODE 01大学での専攻内容、志望理由、現在の仕事内容

世情の最新情報が入ってくる環境に面白さを感じました。

大学での専攻内容は?

大学では社会学を中心に勉強をしてきました。社会学とは大まかに説明すると、ある特定の分野だけに特化して勉強するのではなく、社会に起きる様々な現象を統計やデータを基に分析をする学問です。

社会で起きる時事ニュースを題材に、それが起きる背景やメカニズムについて勉強をしてきました。

当社への志望理由は?

就活当初からメーカーを軸に活動をしていました。大手から中小まで幅広く企業研究するなかで気づいたのは、「どの企業にもそれぞれ独自の魅力がある」ということでした。その企業でしか経験できそうにない仕事があるなかで、どう会社を絞るか迷った時に思ったのがワークライフバランスの実現でした。

今後、社会人として40年以上働くことを考えると、仕事とプライベートをいかに両立させるのかはとても大事なことです。その軸で考えたときにAKIに興味を持ちました。

自動車は日本の基幹産業と言われいて、製造業の約20%強を占めるくらいすそ野が広い業界であることや、地元兵庫県で働くことができ待遇や福利厚生も整っているからです。

併せて、私が先輩社員座談会に参加したときはたまたま参加者が一人だったのですが、座談会に参加してくれた諸先輩が相手が一人であるにも関わらず、すごく丁寧に説明をしてくれたことが嬉しかったことも理由にあります。選考が進めば進むほど良い会社だと思ったので、最終的にはAKIを第一志望で受けました。最終面接の最後に社長から内定を出して頂けた時は即受諾をしましたし、とても嬉しかったことを覚えています。

現在の仕事内容は?

購買を担当する調達Grでバイヤーの仕事を行っています。調達Grは製品に関わる粗材ならび部品を購入する主資材チーム、工場で使用する切削油や消耗品を購入する副資材チームと大きく2つに分かれています。

私は主資材を扱うチームに在籍していますが、単に部品を安く購入すればいい仕事ではありません。自動車部品は一度取引が決まると数年単位で取引が継続するので、値段だけではなく安定した品質をつくり出せるのかも大事になりますし、仕入先様の与信状態も大事になってきます。

場合によっては、継続取引を実現するために仕入先様の困りごとの解決にも一緒に携わることもあるので、商流・物流・経営など幅広い知識が必要となってきます。また、担当する仕入先様が多く場所も全国にあるので、感染症の状況が落ち着けば出張の機会がたくさんあります。

EPISODE 02仕事をする上で大事にしていること、やりがいを感じるとき

目に見えた形で成果が見えるのは、大変モチベーションが上がります。

仕事をする上で大事にしていること(考え方)は?

何事にも興味を持つことを大事にしています。調達Grの仕事は本当に覚えなければならないことが多く、日々勉強という言葉をしみじみと感じています。自身のモチベーションを保つためにも、好奇心を強く持つことを意識しています。

また仕入先様に訪問すると、そこで対応をして頂けるのは部長や課長など管理職クラスの方が多いです。20代半ばの私が、自分よりも20歳から30歳くらい年上の方と対等な立場で仕事をしないといけないので、相手に失礼のないような対応も常に心がけています。

仕事のやりがいを感じるときは?

自身の携わるプロジェクトが完了後、その製品が搭載される車のCMがTVで放映されているのを見た時にやりがいを感じます。実際、市場で販売されるまでの苦労も知っているので、目に見えた形で成果が見えるのはとてもモチベーションが上がります。

そのほかにも新聞で公表される前にその情報を先に知っていることもあり、業界の川上の部分に関わって仕事をしているんだと実感できるときもやりがいを感じます。

EPISODE 03あなたが感じるAKIらしさ

長期休みが多く、旅行などプライベートを充実できる環境。

職場の雰囲気は?

人と話すことが好きな方が多く、明るい雰囲気で自席でも落ち着いて仕事ができます。若手からベテランまでそろっているグループなので、日頃からお互い学べることがたくさんあります。

先輩からの指導方法は?

新入社員研修の後はOJTでの教育が基本です。その他、グループ内で勉強会があります。

尚、調達Grでは特に下請法関係の法令は遵守しなければならないので、そのような法令関係の勉強会だったり、仕入れる部品の原材料の市況変動に関する情報の共有をしたり、製品に関わることであれば製品図面の読み方や品質・原価に関することを勉強したりします。

仕事の任され方は?

最初は上司や先輩と一緒に仕事をしますが、慣れてくれば一人で任せてもらいながら、徐々に担当する企業数を増やしていきます。

現在、60社ほど担当していますが、一度条件が決まれば後はそれに従ってやるので、大きな条件変更がない限りは安定的に仕事ができます。

条件変更の申出があった場合は、内容に応じて自分の意見を出しながら、上司・先輩の判断を仰いています。

入社して良かったと思うことは?

夏・冬・GWと年に3回長期連休があり、プライベートを充実できる環境があることです。また有給休暇を積極的に取得することを推奨してくれているので、オンとオフのメリハリをつけやすいです。大学4回生からゴルフを始めましたが、同じ趣味の先輩が多いのも魅力です。

AKIらしさ、AKIの魅力は?

2021年に創立75周年を迎えましたが、歴史が長くしっかりとした経営地盤があるなかでも、新しいことをするため風土改革を進めるなど、積極的に変わろうとしているところです。

そのような環境からか、40代前半で課長職に就かれている方も多く、若手に大事なポジションを任せてもらえていると思います。

EPISODE 04今後の目標

自身の考え方の軸を持って、判断を行える人材に。

目指すキャリア/人物像は?

上司や先輩のように調達Gr全体から仕事を俯瞰できていないので、会社目線で仕事ができているかと問われると不十分だと思っています。まだまだ考え方の軸ができていないので、もっと製品の構造や原価・法令関係などの知識を深め、それができる人材になりたいと考えています。

将来的にはAKIのモノづくりのコンセプトである良品廉価を材料面から支えるため、国内外でサプライヤーの新規開拓ができるようになりたいです。

実現していきたい仕事内容は?

直近の目標は現在取り組んでいるプロジェクトを完了報告までやり切り、自分自身を成長させることです。現在取り組んでいるプロジェクトは、他部署の方々と一緒になって推進しているので、調達目線だけでなく他部署からの目線・考え方を知ることができます。

今後広い視野を持って仕事を進めることができるように、このプロジェクトを通して多くの知識や考え方を吸収し、自分自身を成長させていきたいと考えています。

SCHEDULE1日の仕事の流れ

8:00~9:00メールチェック
9:00~10:00社内打ち合わせ
10:00~12:00事務業務
12:00~12:15グループミーティング
12:30~13:00休憩
13:00~16:00仕入先様へ訪問・打ち合わせ
16:00~16:45メールチェック

MESSAGE後輩・就活生へのメッセージ

この仕事に向いていると思う性格

人との会話を楽しめる人です。仕入先様がどんなことを期待しているのか、どんなことに困っているのかは、日頃の会話のなかにふとした時に出てくることがあります。

そのために、まずは信頼関係を築くことが何よりも大事になってきます。特に、調達Grでは目上の人と話をする機会が多いので、自分を信頼してもらえるようにまずはコミュニケーションを大事にして欲しいと思っています。

後輩に期待していること

物事に誠実に対応できることです。AKIは、仕入先様からすれば買い手でありお客様の立場になります。自動車業界は、一度取引が決まれば数年単位の取引になりますので、金額規模も大きくなります。

こちらが買い手だとしても、あくまでもお互いが対等の立場として、企業同士の誠実な取引を心がけないといけないと考えています。